インフルエンザで自宅療養期間について
インフルエンザで自宅療養しています。熱が下がったので外出してもいいですか?
熱がさがっても、インフルエンザの感染力は残っていて、あなたは他の人に感染させる可能性があります。完全に感染力がなくなる時期については明らかでなく、個人差も大きいと言われます。少なくとも熱がさがってから2日目まで外出しないように心がけましょう。 ただし、インフルエンザについては、発熱などの症状がなくなってからも、しばらく感染力がつづく可能性があることが、様々な調査によって明らかになっていますので1週間は注意が必要です。
登校(園)許可、社会復帰については 2日間完全に解熱していれば、医師が診察の結果、
咳もなく体調良好で回復していると判断できれば治癒証明書を発行や通学通勤許可いたしますが、一律に発行したり許可するのではなく、個人差があることをご了承ください。
タミフル、イナビル、リレンザを処方し、2日後には熱がさがって体調が良くても、ウィルスの排出は続いているという医学的事実はぜひご理解ください。解熱しても症状が始まってから7日間は他人への感染の注意が必要ですので不要不の行動はできるだけ避けて外出はひかえ、他人へ接触はしないように心がけましょう。咳エチケットやまめな手洗いをおこないましょう。
最も大切なことは周囲に感染を拡げないことです。インフルエンザに罹患してしまったら、もうそれ以上感染拡大させない、つまり、他人に感染させないよう努めるという思いやりが大切なことではないでしょうか。
投稿日:2011年1月23日